爪きりの仕方
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- 公開日:
- 2015年03月02日
掻き傷ができてしまっているお子様がよく当院にいらっしゃいますが、
大抵爪が伸びていたり、短くても尖っていたりします。
爪が伸びたり尖っていると皮膚を掻いた時に傷になり、
湿疹が悪化したり、とびひの原因になったりします。
傷からはダニやほこりといいったアレルギーの原因物質が入りやすくなり、
アレルギーを持ってしまう、あるいはきつくなってしまう原因になることもあります。
かゆがるお子様には3日に1回は爪きりを実施して傷ができにくくなるようにしましょう。
爪きりの仕方を以下にお示しします。
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爪は指から離れて白くなった部分を切りましょう。
指の先端に爪きりの刃先をあて、爪と垂直に爪切りをたてておけば深爪して出血することはありません。
![](/akamon_hayashi_hihu/static/uploads/contents/managed_html_file.name.bd6b913ac6a34b37.494d475f303233312e4a5047/IMG_0231.JPG)
爪が白くなったところをほとんど切ったところです。
切ったあとは尖った部分がないか、しっかり触ってチェックしましょう。
尖った角があればまるく切り落として、ひっかかりをなくします。
お子さんの爪きりの相談も気軽に申し出てください。
爪切りは湿疹の治療の中でも重要なポイントです。
塗り薬や飲み薬だけではよくならないこともあります。
しっかり爪のケアをしましょう。